用途に合わせてコインパーキングを使い分ける
車で外出する際について回ることのひとつに、どこに車を停めるかが挙げられます。目的地に駐車場がある場合は、特に意識することはありませんが、ない場合は、街中にあるコインパーキングを利用するのが一般的といえます。この、コインパーキングですが、どれも同じだと思っていませんか。実は、料金体系が各パーキングによって異なっており、同じ時間利用しても料金が変わることがあります。
ここでは、料金体系の例について説明していきます。コインパーキングの料金体系としては、従量課金と規定の時間内なら上限を設定して定額で課金の2つの種類のうち、安い方を料金として適用するのが一般的といえます。上限金額は、立地や地域によって変わりますが、各パーキングとも同じような設定をしていることが多いです。しかし、従量課金の方法に各パーキングの特色が出ます。
まず、1時間利用した場合、30分300円のパーキングでも20分200円のパーキングでも料金は同じで600円になります。ところが、少しだけの用事で20分利用した場合はどうなるでしょうか。30分300円なら300円で、20分200円なら200円になり、金額差が発生します。つまり、従量課金の単位の分数が小さいほど、料金面で得をする可能性が高いといえます。
また、立地についても料金が変わる要素があります。繁華街の中のパーキングの場合、大きな通りを隔てて向かい合わせのパーキングでは上限金額が異なることがあります。駐車の際に、大きな通りを通過するのに手間がかかるのもありますが、駐車後、大きな通りを歩いて横断して目的地に向かうだけで、手前に停めるより駐車料金がお得になることもあります。コインパーキングを利用する際には、目的地や利用時間を考えて使い分けたいものです。
そのためには、普段何気なく通過しているパーキングの料金をこまめにチェックして、料金体系を事前に確認しておくのがよいでしょう。