様々な自走式立体駐車場の種類について

自走式立体駐車場と言う駐車場が存在していますが、これは街中に存在している自分で車を乗り入れて止める立体駐車場の総称です。ある程度の規模の土地を確保できる場合には、この自走式立体駐車場が設置されることが多くなっています。大型ショッピングセンターや、大型店舗などに設置されているのはほとんどこのタイプであると言えます。しかしながら細かく見ていくとこのタイプの立体駐車場にも3種類の構造が存在していると言われています。

最も一般的なフラット式と呼ばれるもので、一般的な建物と同じく階層ごとに駐車場が整備されている仕組みとなっています。次にスキップ式と呼ばれるものもあります。これは0.5階層ごとに駐車スペースを整理しているものであり、限られたスペースを効率よく使うことができます。最後に連続傾床式途中までの自走式一体駐車場も存在しています。

これは螺旋状に設計された駐車スペースを利用するものであり、緩やかに斜めになった駐車スペースを活用するものです。どの方式が最も適しているのかは立地する場所に応じます。自走式立体駐車場はある程度の敷地面積が確保できる場合に選択される立体駐車場の形として、とてもメリットがあります。都心部において非常に敷地面積が狭い場合にエレベーターを設置して管理される機械式駐車場に比べて、管理コストが多くの台数を駐車することができるため、ある程度の広さがある場合には自走式立体駐車場の採用されるケースがほとんどであると言えるでしょう。